どうも、たつとらです。
ペナントレースも始まり、いよいよ野球の季節が始まったなという実感が沸いています。
阪神タイガースも今のところは不満もありますが、だいたいが予想通りの結果ではないでしょうか。
そんな中気になるのは昨年からですが、相変わらず打線が弱いってことですね。
ここ数試合少しづつ当たってはきていますが、まだまだ勢いが感じられず、エース級のピッチャーと対戦すると極端に当たりが止まります。
また不名誉な記録として「 開幕から8試合連続3得点以下」とワースト記録を更新しました。
さすがにこのままではいけないということでチームもその後奮起しましたが、優勝を狙うとなれば今の打線は心許ないですね。
今年の阪神に関しては順位は余り期待していないで観ていますが、もちろん狙える限り優勝は狙って欲しいとは思っています。
そこで今回はセ・リーグの優勝には打線が弱く投手力だけでも可能なのか探ってみました。
今年の阪神は
今年の阪神は投手陣は相変わらずの出来で、先発も表ローテ(メッセンジャー投手・岩貞投手・西投手)は期待でき、裏はちょっと微妙ですが勝ちパターンの中継ぎ、抑えは安心できると思います。
なので、先制すれば後ろがしっかりしているので逃げ切れる可能性は高いんですが、その先制点がなかなか奪えないのが勝ちに繋がらず貯金ができていない理由でもあると思います。
やはり先制点が取れるかどうかが今後もカギになるでしょう。
過去のリーグ優勝チームの「打率」と「防御率」
過去5年間でセ・リーグで優勝したチームの「チーム打率」と「チーム防御率」を調べてみると、
年 | 優勝チーム | チーム打率 | チーム防御率 |
2014年 | 読売ジャイアンツ | .257(5位) | 3.58(1位) |
2015年 | 東京ヤクルトスワローズ | .257(1位) | 3.31(4位) |
2016年 | 広島東洋カープ | .272(1位) | 3.20(1位) |
2017年 | 広島東洋カープ | .273(1位) | 3.39(3位) |
2018年 | 広島東洋カープ | .262(3位) | 4.12(3位) |
優勝したチームは、2014年のジャイアンツを除いて、やはり「チーム打率」は上位に入っています。
また、「チーム防御率」も2015年のヤクルトスワローズを除いて3位以内に入っています。
ただ、ここで気になるのは2014年のジャイアンツの「チーム打率」ですが、このときの「チーム防御率」は1位の3.58でした。
過去の阪神の「打率」と「防御率」
よって、「チーム打率」がそこまで良くなくても「チーム防御率」さえ良ければ優勝は狙うことが可能ということにもなりますが、過去5年の阪神タイガースの成績はというと
年 | 順位 | チーム打率 | チーム防御率 |
2014年 | 2位 | .264(3位) | 3.88(5位) |
2015年 | 3位 | .247(4位) | 3.47(5位) |
2016年 | 4位 | .2445(6位) | 3.38(2位) |
2017年 | 2位 | .2485(3位) | 3.29(1位) |
2018年 | 6位 | .253(5位) | 4.03(2位) |
とこれを見るとBクラス(4位以下)になった時(2016年と2018年)の打率はどちらも下位で防御率(1試合に取られる点数の割合)もよくありません。(昨年の防御率は2位ですが4点台と決してよくありません)
これを見る限り、皮肉にもやはり常に4点以上を取る打線ではないと優勝はおろか上位も難しいのではないでしょうか。
スポンサーリンク
打線が弱くても防御率は3点台に
2014年のジャイアンツは「チーム打率」は5位と決して高くありませんが、「チーム防御率」は3.58と3点台でした。
結果、いくら打線が悪かったとしても防御率は3点台に抑えないと厳しいかもしれません。(上の記事にあるように1試合3得点以下が続くと本当に厳しい...)
投手陣もいくら良いとはいってもシーズン通してずっと好調とは限らないので、こういう時は当たり前ですが打線が奮起しないといけません。
最後に
ボクの中でカギを握る打順は1番と4番だと思っているので、良い意味(打撃が悪くても固定しているのではなく)で早く固定出来るような選手が出てこないと先は見えないでしょう。
結果が出なくても打順が固定されているようでは、競争意識も生まれないし競い合ってこそ真の1番や4番が育つと思います。
濱中打撃コーチには、悪いですがやはり名実ともに実績のある方に指導してもらうというのも1つの打開策にもなるでしょう。臨時コーチとして前監督の「金本氏」や「マートン氏」等を呼ぶ等もできると思いますが...(マートン氏はアメリカのカブスのフロント入りしているのでさすがに無理か)
昨年、2軍監督時代に足を生かした機動力野球もまだ鳴りを潜めているので、是が非でも4点を取るために長打が無理なら機動力をフルに発揮して試合を盛り上げていってもらいたいものです。
まだ、始まったばかり今ならまだまだ修正できますがどうなるでしょうか。
では、また。
スポンサーリンク
こちらも合わせてお読みください