どうも、たつとらです。
皆さんも仕事を探す時に求人に載っていて自分が気になっている企業がどのような企業かを調べたりする人もいるかと思われますが、最近全国のブラック企業を地図上でマッピングした「ブラック企業マップ」が話題になっているそうですね。
求人表などは、やはり優秀な人材が来てほしいので良いことや希望が持てることしか載せてない企業が多いですが、このマップがあれば事前にどういう事例でブラックなのかと企業のことを調べることができて、入社後に後悔することも少しは減るかもしれません。
ブラック企業マップとは
そもそもこのマップは、厚生労働省が発表している「労働基準関係法令違反に係る公表事案」に掲載されている企業をドクロのアイコンで地図上に表示しているもので、ボクも見てみましたがほとんどドクロばかりで日本列島ブラック企業だらけですね。
出典:ブラック企業マップより
都道府県別でも企業を調べることができるので自分が住んでいる県のブラック企業を探しやすいでしょう。
このサイトは、「現役社畜が怒りと涙で日本全国のブラック企業を地図で可視化」したものだそうで、ボクはそういう発想に至ったのは素晴らしいと思います。
知られていない会社はまだまだある
ただ、『目につきやすい労災が発生するから製造や建築業が多く、工事現場などで安全対策を怠った事例も多いそうで、それ以外の業種で発生するパワハラやセクハラはなかなか表に出ないのが現状』と上に紹介した記事には書かれていて、労基に入った企業だけなので氷山の一角とも言われています。
ボクはWebデザイナーで、デザイナーという職種は以前ほどでないにしても会社によっては労働条件は過酷なところもあります。
確かに、ボクが過去に勤めていた会社もブラックと言われてもおかしくない会社もあったので実際調べてみましたが、載ってはいなかったので知られていない会社はまだ数えきれないぐらいあるでしょう。
「ブラックアラート」というアプリも登場
また、この「ブラック企業マップ」のようなマップはアプリでもつい最近リリースされたそうで、周囲にブラック企業があるとプッシュ通知するアプリ、その名も「ブラックアラート」と言うそうです。
こちらも厚労省が公表した「労働基準関係法令違反に係る公表事案」を元に作成されており、ブラック企業1000社以上が登録されています。
このアプリの紹介をした上の記事によると
アプリ機能は至ってシンプルで、労働に関する法令違反を起こした企業がマップ上にピンで指し示されている。タップして詳細を見ると、企業名、住所、法令違反の公表日、違反法令、事案概要などが確認できる。
だそうで、これを使えば「ブラック企業マップ」で示したようにブラック企業が多いので通知が頻繁にくるかもしれません...
また、会社の所在地が一発でわかるので、時間によっては従業員の方が本当に疲弊しきっているのか、はたまた全然違うのか様子をうかがう事ができることでしょう。
調べないと気が済まない人には良い
という事で、ブラック企業に対して「とうとうこういう物まで出たのか」と感心してしまいました。
これによってブラック企業全てを網羅している訳ではありませんが、求職者は事前に応募しようとしている会社がブラック企業かどうかを知る事ができるし、企業側は企業イメージを損なわないように努める事もできるので双方にとって良いかもしれませんね。
ボクも求職活動中は「転職会議」などで企業の口コミなどを見てその企業を応募するかを決めていたので、ボクと同じように応募する前にいろいろと企業について調べないと気が済まない人にはいいかもしれません。
ただ、知られていないブラックの企業もまだまだあり、仕事を探している人には人生がかかっている人もいると思います。
そういう人のためにも追々掲載される企業が増えていく事を期待していきたいですね。
では、また。
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