どうも、たつとらです。
先日ニュースでちょっとショックなことがありましたね。
昨年、阪神では「代打の神様」的な存在で活躍し、阪神の最多代打安打数タイを叩き出した「原口文仁選手」が大腸がんを公表し治療に専念することを表明しました。
今年は正捕手奪取を目標に掲げていた原口選手でしたが、春季キャンプの1軍登録メンバーからも外れていたので、不安でしたがそういうことかと…
昨年末、「人間ドック」を受診したところ「大腸がん」だと判明し、自身のツイッターアカウントも開設し発表しました。
正直、今季は打撃はもちろん守備の面でも去年以上の活躍を見せてくれると思ったのでショックですね。
これが早期の発見だから良かったですが、ボクも年齢が年齢なので「人間ドックについて考えないといけないのかな?」と考えてみることにしました。
阪神の捕手体制は
とりあえず先に阪神のことについてもう少し書きますが、阪神の捕手は昨年正捕手の座を掴んだ「梅野選手」が一歩リードしていて、いくら梅野選手の打力が向上したと言ってもまだまだイメージからしたら「守備の梅野、打撃の原口」です。
したがって今季は、お互いが切磋琢磨しながら弱点を克服し力を付けていって欲しかったので残念ですね。
昨年からわかるように、一軍の捕手登録は二人体制では厳しいので当面「梅野選手、坂本選手、岡崎選手か長坂選手」の3枚で行くでしょう。
彼が抜けた穴は大きいですが、誰もが正捕手を狙える立場なので頑張って欲しいです。
大腸がんは発症、死亡者が多いがん
ところで彼(原口選手)がかかった大腸がんですが、日本では、胃がんに次いで発症の多いがんです。
患者数も年々増えており、原因として
動物性脂肪やタンパク質の過剰摂取といった、食生活の欧米化が背景にあると考えられています。ただし若年者の大腸がんでは、遺伝的な素因もあるようです。
引用:大腸がんの特徴|がんのつらさ~痛みや症状をつたえて~|シオノギ製薬(塩野義製薬)
原口選手みたいに早期であれば自覚症状はほとんどなく、早めに治療することで再発・転移の可能性は低いそうです。
大腸がん自体高齢者がかかることが多いみたいですが、最近ではボクみたいな40代ぐらいの中年の人もかかりやすくなっているみたいですね。
また、死亡者数は年間50,000人程でがんの中では肺がんに次いで2番目に多い部位です。
大腸がんになる原因
大腸がんになるのは上にも挙げたようにやはり食事も関係するみたいで、
「大腸がんのリスクを上げる食品」もあります。ハム・ソーセージなどの加工肉と牛・豚肉などの赤肉です。これらを大量に食べるとリスクが上がる可能性があります。特に、男性において最も摂取量の多い群で、結腸にできる大腸がんのリスクが上昇したという報告があります。しかし、日本人の一般的なレベルの摂取であれば、大腸がんのリスクとはならないのでご安心ください。
また、飲酒でも大腸がんのリスクが高くなることが明らかになっています。男性では、1日に23以上46g未満(※)の飲酒で1.4倍、女性では、1日に23g以上の飲酒で1.6倍リスクが高くなったという報告があります。お酒は1日23g未満に抑えるのが肝要でしょう。(※23g:日本酒→1合,ビール大瓶→1本,ワイン→グラス2杯)
引用:大腸がんの予防で大切なのは「運動」と「食事」 | NHK健康チャンネル
何でも取りすぎは体に悪いということですね。美味しいからと言って取りすぎ無いように気をつけていきましょう。
人間ドックと健康診断の違い
また、原口選手みたいに早期発見するために、特に中年世代には人間ドックが必要かもしれません。
定期的に会社で健康診断を受けていても健康診断では見つからない病気も出てきます。
下記の記事に「健康診断と人間ドックの違い」が書いてありますが、ポイントを絞ると
- 人間ドックは検査項目数が多い(健康診断は10-15項目、人間ドックでは50以上、プランによっては100項目の検査)
- 人間ドックの受診に法的な義務はない(人間ドックの場合、健康診断と違って会社が従業員に受診させないといけない法的な義務はない)
- 人間ドックは健康診断より費用がかかる(人間ドックは、健康診断と違い一部負担や全額自己負担での受診というケースが多くを締める)
この中で気になるのはやはり費用だと思いますが、健康保険が適用されないので高額のイメージがあります。
ボクもそれが頭にあり避けてきたし、大きな病気にもかかったことがないので気にも止めていませんでした。
ただ、今回は原口選手のこともあったので費用のことも調べてみました。
人間ドックの費用
だいたいの相場は、一般的な人間ドックの検査内容で、日帰りの全身ドックの場合は平均3~6万円。
就寝中に検査を行ったりするなど検査項目が多い、2日間の「一泊二日コース」などのボリュームのあるコースは、10万円以上かかるコースもあるそうです。
やはり金額を見るとちょっとたじろぎますが、住んでいる市町村や健康保険協会または健康保険組合、契約している保険会社によっては補助金もしくは助成金が受けられる場合があるそうなので検診の前には確認してから受けた方がいいかもしれませんね。
また、上で紹介したサイトで人間ドックを受診できる施設を検索できるので、近くの施設を探してみるのもいいかもしれません。
また、最近は自宅で「数滴の血液と尿を検査して、がんや生活習慣病を調べることができる」郵送型検査キット「おうちでドック」なるものもあり、結果は医師から個別に解説が聞け、「人間ドックは受けづらいけど、手軽に調べてみたい」という人にはいいかもしれません。
最後に
以上、原口選手のがん公表からボクも気になって少し「大腸がんや人間ドック」について(ほんの少しですが)調べてみました。
原口選手は、早期発見できたので良かったので本当は早く復帰して欲しいですが、体を万全の状態にもって行くのが選手生活を続けていく上で大事なことなので、治療に専念してほしいです。
仮に復帰が今季終盤になったとしても彼がベンチにいるだけでも、相手チームには脅威でしょう。
また、昨年の彼の打力ならば必ずチャンスの場面でも打ってくれると思います。それまでは、阪神も優勝争い(最悪でもクライマックスシリーズ争い)には絡んでいて欲しいですね。(その後、手術が無事終わり順調に回復中とのことで安心しました)
では、また。