試合に出られれば、活躍する可能性はあるのかも...
上本選手残留の時にも書きましたが、上本選手に続きエフレン・ナバーロ選手も残留しましたね。
今季は途中から阪神に加わり成績は、66試合で打率・276、3本塁打、25打点とまずまずだったのではないでしょうか。ホームランこそ少なかったものの、元々長距離バッターではないし選球眼も悪くはないと思ったし、外野の守備は多少ミスも目立ちましたがファーストを守っている時は良いプレーも見せていたので、来季も残ればマートン選手とまではいかなくとも3割前後は期待できるかと思っていたので残留が決定した時はホッとしました。
野球にまじめな姿勢や来季は外国人枠の関係で「2軍暮らしでも構わないという」ことも語っていて、年俸も外国人選手にとってはそんなに高くないことも残留が決定した要因だと思うし、また監督が矢野監督に変わった事も残留に至った1つの要因ではないでしょうか。当初は、退団濃厚とも言われていて金本監督が続けていれば残留できなかったかもしれませんね。
矢野監督は「左投手でも苦手ではないし、打率もまだまだ残せると思う。一塁の守備はうまいし外野も守れて、スタメンでも途中からでもいける」と語っていたので一定の評価はしていました。
また、大山選手がショートの練習をしたというニュースやファーストとは言え陽川選手、残留が決定したナバーロ選手、原口選手も可能性があり、これに新外国人が加わったりすれば内野手争いは更に激しくなります。
ただ来季は新外国人も入り、前の記事でも書いてたようにレギュラー争いが激しいと思うのでレギュラーの保証はないし、ましてや1軍の保証もないのでレギュラーに選ばれなかったとしても気持ちを切らさず頑張って欲しいです。
それよりもやっと外国人野手で2年目を迎える選手が出ましたね!2016年で退団したゴメス選手以来なので(何かゴメス選手が懐かしく感じます...)そんなに間隔は開いてないんですが、その間に入団した選手はヘイグ選手・キャンベル選手・ロジャース選手・ロサリオ選手と1年以内での退団の選手が続き、最近の傾向からして少しでも活躍できなければ、すぐ切るということが多かったのでそういう意味でも良かったと思います。
そこで、今回2001年以降2年以上在籍した外国人野手を調べてみると、以下の通りで
- ジョージ・アリアス選手(2002 - 2004)
- アンディ・シーツ選手(2005 - 2007)
- シェーン・スペンサー選手(2005 - 2006)
- アーロム・バルディリス選手(2008 - 2009)
- クレイグ・ブラゼル選手(2009途中 - 2012)
- マット・マートン選手(2010 - 2015)
- マウロ・ゴメス選手(2014 - 2016)
と7人いました。
また、各選手の2年目の成績を調べてみると
ジョージ・アリアス選手
・試合数/124 ・本塁打/38 ・打点/107 ・打率/265 (ベストナイン、ゴールデングラブ賞)
アンディ・シーツ選手
・試合数/143 ・本塁打/19 ・打点/75 ・打率/310 (ゴールデングラブ賞)
シェーン・スペンサー選手
・試合数/59 ・本塁打/6 ・打点/17 ・打率/222
アーロム・バルディリス選手
・試合数/23 ・本塁打/1 ・打点/1 ・打率/103
クレイグ・ブラゼル選手
・試合数/143 ・本塁打/47 ・打点/117 ・打率/296 (ベストナイン)
マット・マートン選手
・試合数/142 ・本塁打/13 ・打点/60 ・打率/311 (最多安打)
マウロ・ゴメス選手
・試合数/143 ・本塁打/17 ・打点/72 ・打率/271
数字だけ見ると2年目も活躍している選手の方が多く、2年で退団した選手は2人(スペンサー選手・バルディリス選手)だけなので確率から言えば期待せざるを得ませんね!試合に出られれば、きっと今年以上に活躍できると思いますので、1ファンとして見守っていきたいと思います。
では、また。