どうも、たつとらです。
先日、引退試合と引退セレモニーでボクも感動しまくった阪神の助っ人投手「ランディ・メッセンジャー」投手。10年もの長い間お疲れ様でした。
今シーズン、阪神タイガースも引退報道が相次ぎ、遂に「メッセンジャー」投手もユニフォームを脱ぐ時がきました。
正直、「まだ早いのかな」という思いがあり、使い方次第ではまだまだやれるのではというのもありますが、本人が「体が思うように動かない」ということも言っていたので体も限界だったのでしょうね。
今回はそんな阪神史上最高の助っ人投手とも言われている「ランディ・メッセンジャー」投手の輝かしい成績を振り返ってみたいと思います。
阪神での生涯成績
今年引退するまでの彼の通算成績は在籍10年間で
通算成績 | |
登板数 | 263 |
勝利数 | 98 |
敗北数 | 84 |
勝率 | .538 |
奪三振数 | 1475 |
防御率 | 3.13 |
と、在籍10年間で98勝なので毎年約10勝と輝かしい成績を収めています。
元々、リリーフとして入団しそのシーズンの途中から先発に転向、今年最後の年もほぼ戦列から離れていたので、そう考えるとこの成績は尚更素晴らしいと言えるでしょう。
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数々の輝かしい記録
ただ、こう書かれてもあまり凄さがわからないかもしれないのでプロ野球の歴代の外国人投手と比較してみると、ほぼ全ての面で上位に位置しているのがわかります。
■通算勝利数
順位 | 勝ち数 | 外国人選手名 |
1位 | 117勝 | 郭泰源(西武ほか) |
2位 | 106勝 | 郭源治(中日) |
3位 | 100勝 | ジーン・バッキー(阪神ほか) |
3位 | 100勝 | ジョー・スタンカ(南海ほか) |
5位 | 98勝 | ランディ・メッセンジャー(阪神) |
■通算奪三振
順位 |
奪三振数 |
外国人選手名 |
1位 | 1475 | ランディ・メッセンジャー(阪神) |
2位 | 1415 | 郭源治(中日) |
3位 | 1069 | 郭泰源(西武) |
4位 | 887 | ジョー・スタンカ(南海ほか) |
5位 | 858 | ジェレミー・パウエル(近鉄ほか) |
■2桁勝利回数
順位 |
奪三振数 |
外国人選手名 |
1位 | 1475 | ランディ・メッセンジャー(阪神) |
2位 | 1415 | 郭源治(中日) |
3位 | 1069 | 郭泰源(西武) |
4位 | 887 | ジョー・スタンカ(南海ほか) |
5位 | 858 | ジェレミー・パウエル(近鉄ほか) |
その他にも歴代1位の成績が多数あり、なかなかこの記録を抜ける投手は現れないでしょう。
■その他成績
成績 |
記録 |
|
2桁勝利回数 | 7度 | NPB外国人投手最多 |
2桁奪三振回数 | 24度 | NPB外国人投手最多 |
規定投球回 | 8年連続8度 | 8年連続は同唯一 |
開幕投手回数 | 5年連続6度 | NPB外国人最多 |
開幕勝利数 | 3勝 | NPB外国人最多 |
その中でも特に気になるのが開幕投手。
ここ最近の開幕投手といえば彼しか考えられなかったし、今年の開幕投手も彼でした。
開幕投手は投手における球団の顔とも言える立場で、それを5年連続も努めたのは首脳陣から信頼された証とも言えます。
そう意味で今後の開幕投手が心配になりますが、来年の最有力候補は西投手でしょうか。(期待も込めて藤浪投手が出てくれば...厳しいでしょうが)
また、勝利数も日米通算では100勝していますがやはり日本だけでの100勝は本人も悔いが残るでしょうね。
今年の目標として100勝を目指していたのもあるでしょうし、阪神のレジェンド投手バッキー氏に並んでこそ意味がある100勝だったと思われますが、いたしかない所でしょうね。
最後に
阪神も今年は西投手が経験がある分活躍でき、1年間ローテを守り続け10勝したのが大きく投手陣の柱になりましたが、やはりメッセンジャー投手が抜けたり、その他の先発投手がほぼ固定できず、その分リリーフ陣をフル動員して後半戦は乗りきりCS進出しましたが来年は先発にやはりあと2、3枚が必要ですね。
その点でメッセンジャー投手が抜けたのは大きく、彼ぐらい長年活躍できる外国人投手を獲得するのもありかもしれません。(外国人枠の関係もありますが)
とりあえず、メッセンジャー投手10年間お疲れ様でした。生涯タイガースに身を捧げた事を感謝します。
今の所CSに一応残っていますが、結局彼の在籍中に日本一になることは叶いませんでした。
いずれコーチとして戻ってきてタイガースの先発投手陣を強化して日本一に導いて欲しいと思います。
では、また。
※成績は2019年10月10日現在
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