どうも、たつとらです。
後半戦も始まり、もう既に10試合強程経ちましたが阪神タイガースはいまいち、まだ波にのれていません。
(7月25日現在 41勝45敗5分 4位)
まあ、最近(?)打線が湿ってきたせいもあるのか、これが実力なのか、まだはっきりしませんがこのまま踏みとどまれるかどうか、今が大事な時かと思われますが如何せんミスが多い...
ちょっと、守備のミスや走塁ミスも目立ってきていますねぇ...
これは今に始まったことではないですが、とりあえず今回はそんな守備に焦点をあてて書いていきたいと思います。
現状の失策数
現在、阪神タイガースの失策(エラー)数は現時点で71とリーグ最多。
過去の5年の成績と比べてみても(データで楽しむプロ野球より引用)
年度別 | 失策数 |
2018年 | 88 |
2017年 | 82 |
2016年 | 97 |
2015年 | 77 |
2014年 | 85 |
と、今の時点で71だと100の大台にのるかもしれません。
まあ、何が悪いかというと開幕前のキャンプでも徹底して練習していなかったという事も言われますが、言う程練習してないという事はないだろうし、ましてはプロですからね。
個々人の気持ちの持ちようとういう訳ではありませんが、やはりそれほど重要ではない場面で簡単なミスをして、そのままずるずると点を取られて負けるというパターンがよくあります。
こういうミスは、若手主体のチームに変わってきている故に通る道かもしれませんが、本来勝ちを取れるべき試合を落としたりしている場面も見られるので本当勿体ない無い気がしますね。
近年の優勝チームの失策数
こちらの記事には、近年の優勝チームの失策数や順位が書かれていますが、
【リーグVチームの失策数・順位】
▼ 2018年
セ:広島(83失策/4位)
パ:西武(74失策/6位)▼ 2017年
セ:広島(68失策/3位)
パ:ソフトバンク(30失策/1位)▼ 2016年
セ:広島(67失策/3位)
パ:日本ハム(65失策/2位)▼ 2015年
セ:ヤクルト(71失策/1位)
パ:ソフトバンク(68失策/1位)▼ 2014年
セ:巨人(71失策/1位)
パ:ソフトバンク(69失策/3位)▼ 2013年
セ:巨人(62失策/1位)
パ:楽天(63失策/1位)▼ 2012年
セ:巨人(77失策/4位)
パ:日本ハム(72失策/1位)▼ 2011年
セ:中日(83失策/6位)
パ:ソフトバンク(51失策/1位)▼ 2010年
セ:中日(91失策/5位)
パ:ソフトバンク(75失策/2位)▼ 2009年
セ:巨人(84失策/2位)
パ:日本ハム(55失策/1位)
平均すると優勝するチームの失策数はやはり少ないと言えます。
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昨年のゴールデングラブ賞
また、一年間通して安定して守備が上手い選手に与えられるゴールデングラブ賞ですが、昨年のセ・リーグの顔ぶれを見てみると
■2018年 ゴールデングラブ賞受賞者
ポジション | 選手名 |
投手 | 菅野智之(巨人) |
捕手 | 梅野隆太郎(阪神) |
一塁手 | J.ロペス(DeNA) |
二塁手 | 菊池涼介(広島) |
三塁手 | 宮崎敏郎(DeNA) |
遊撃手 | 田中広輔(広島) |
外野手 |
大島洋平(中日) 丸佳浩(広島) 平田良介(中日) |
わずかの差ですが、ペナントの優勝チームの広島が3名とやはり優勝チームには守備に秀でた選手が付きものだと言う事が実感できます。
3連覇果たした広島の2017年(3名)の時と2016年(4名)の時のゴールデングラブ賞の数もやはりトップです。
阪神優勝時のゴールデングラブ受賞者
では、過去に阪神タイガースがリーグ優勝したときのゴールデングラブ賞の選手の数は、ゴールデングラブ賞の前身ダイヤモンドグラブ賞が設立(1972年)されてからのリーグ優勝は過去3回(少ないw)ですが、
・1985年 4名(木戸克彦・岡田彰布・掛布雅之・平田勝男)
・2003年 4名(矢野輝弘・G.アリアス・今岡誠・赤星憲広)
・2005年 3名(矢野輝弘・A.シーツ・福留孝介)
とやはり、最低3人は守備に長けた選手が必要でしょうね。
現在レギュラーでそう言える選手は...強いて言えば「梅野選手」ぐらいでしょうか...
それぐらい守備の要がいない事が伺えるし、現在の成績からわかるように守備の善し悪しが勝敗を左右するとも言えます。
過去5年の受
近年(1990年以降)の阪神タイガースでゴールデングラブ賞を取った選手は18名いましたが、上にもあげた過去5年に限って見てみると
年度別 | ゴールデングラブ受賞者(阪神) |
2018年 | 梅野隆太郎(捕手) |
2017年 | 鳥谷敬(三塁手) |
2016年 | なし |
2015年 | 鳥谷敬(遊撃手)、福留孝介(外野手) |
2014年 | 鳥谷敬(遊撃手)、大和(外野手) |
4名しか受賞できていません。
また多くて1年に2人と、最低の3人は候補者ができないと、現在は巨人が首位を独走していますが優勝争いどころかCS(クライマックスシリーズ)進出争いにも加われないでしょうね。
最後に
未だに、ゴールデングラブ受賞者でベテランの「福留選手」や「鳥谷選手」を頼らざるを得ないのは情けないのかもしれませんが、その選手に見合う若手(中堅)がなかなか出てこないのも事実。
1つの希望の光は、未知数ですが新加入の助っ人「ソラーテ選手」が内野はどこでもできるという事でショート(遊撃手)で使うという案も出ていると言われているし、そういう選手が出てこないのであればトレードで野手を獲得するという事も未だにありません。(トレード期限:7月31日)
打てないのであれば、それをカバーするための守備を徹底し、それから攻撃に繋げられるような良い流れができれば良いのでしょうが。
攻撃も守備も中途半端だと先行きも怪しいですね…
◇補足
記事の内容と関係ないですが、前半戦ボクが1番印象に残った選手は「近本光司選手」。
スタイルが似ているゴールデングラブ受賞者「赤星選手」を目指して、是非「新人王」「盗塁王」「ゴールデングラブ賞」を獲得して欲しいですね。
それを記念してwトレーディングカード風デザインを作ってみました。(時間があれば他の選手も作ってみたいですが)
では、また。
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